ノーベル生理学・医学賞の受賞から6年、
山中伸弥先生は京都大学ⅰPS細胞研究所
所長として、
難病やケガで苦しむ患者さんに
新しい医療・薬を届けるため、
約500名の研究者・研究支援者とともに
研究に取り組んでいます。
国からも大きな支援はありますが、
アメリカがこの分野に投じる
研究費は、
日本の10倍を超える規模です。
山中先生が世界で初めて作ったiPS細胞ですが、
このままでは海外との競争に
負けてしまうかもしれません。
でも山中先生はこう言います。「どんなに
険しい道でも、
僕は挑戦します」
がんばれ、
山中先生!
京都大学iPS細胞研究所所長・教授 山中伸弥
世界には治せない難病やケガが多くあります。まだ乗り越えるべき課題はたくさんありますが、
iPS細胞技術を活用することで克服できる可能性があります。
政府からも大きな支援はありますが、それだけでは十分ではありません。iPS細胞研究は、まだ道半ばです。
長期的に取り組みを続けていくためには、研究所の財源のほとんどを占める「期限付きの財源」だけでなく、皆様からのご寄付による、長期的に活用できる資金が必要不可欠です。
こうした理由から、iPS細胞研究基金へのご支援を積極的に募っています。
京都大学iPS細胞研究所
CiRA(サイラ)ウェブサイト
iPS細胞研究基金 ご支援のお願い
通話料無料・平日8時半~17時
(三が日も受け付けています)
友情
平尾誠二と山中伸弥
「最後の一年」
2010年、雑誌の対談で初めて出会った二人は急速に仲良くなり、やがて親友と呼べる関係になった。出会ったときはすでに40半ばを過ぎ、二人とも超のつく有名人。でも、そんなことは一切関係なく、ただ気のあう男同士として酒を酌み交わし、家族ぐるみで食事を重ねた。こんな関係がずっと続けばいいーー。お互い口に出さずともそう思っていた矢先、友・平尾誠二に癌が宣告される。山中伸弥は医師として治療法や病院探しに奔走。体調は一進一退を繰り返すが、どんなときも平尾は「先生を信じると決めたんや」と語る。そして、永遠の別れ。山中は「助けてあげられなくてごめんなさい」と涙を流した。
大人の男たちの間に生まれた、知られざる友情の物語。
山中伸弥先生に、
人生とiPS細胞に
ついて聞いてみた